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あかぱんつ

「あかぱんつ」は、子どもたちの笑顔を開く、<専門人形劇デュオ>です。

04-16

2020

2020年度作品の稽古と製作スタート

いやあ、厳しい新年度(2020年)でございます。COVID-19の発生により昨年度末分からの公演が中止となりました。いつから再開できるものやら見通しもたちません。

ま、でも新年度作品の稽古をスタート。東京都は「非常事態宣言」ということでお家にこもる時間がありますし、さいわい団員はみな元気にしておりますゆえ、ここはひとつ芝居作りをじっくりたのしめるチャンスかと。

てなことで、稽古は舞台を組み、芝居をしつつそれをビデオ撮りして演出会議(といっても、全団員二人だけです)というスタイルで進行中。一方、小道具作りや人形の手直しなども稽古の合間に進めております。

人形作りでは、再演の「わしはねむたいんじゃ」に出演するおじさん人形の「足」を新たに作ることに。

「パイル地」という木綿の伸びる布を「ダイロン」という染料で染めています。
人形の足と同じ色の布に染める作業です。

お湯染めなので鍋でコトコト。おじさんの足と同じ色になってるかなあ、どうかしら?
お湯につかっているときは濃い色ですが、水で洗って乾かすとぐっと色があせてしまうので、その分をかんがみながらの試行錯誤。
まあ薄くなったら、またあとで追加すればいいし、濃すぎたら、うーん、一生懸命水洗いしてみますかねえ。
それでもだめなら、もう一度白い布から染め直せばいいやね。

こちら、めでたくほぼ同色に染まった布地でホッ。つづいて土台となる足を作ってます。
染め上がった布。そして人形の足を作ってます。

スポンジを丸めて、筒状に。指を入れるところは、ニット地(下着のTシャツなどに使うスムース。縦横によく伸びる。)を使って補強。

できあがりました。
ハエとりおじさんの足だけ人形

手がはいってるところはこんなかんじです。足をパタパタ動かすことができます。
おじさんの足だけ人形。その仕組み。


さてこちらは、布団に入ってるおじさん人形です。どっちの足がおじさん人形につながっているでしょうか?
どっちがほんものの足?

布団をどけると…。
おじさん人形と足人形。

上記左が本物の足でしたあ。新しく作った足は生地が真新しいので、並べるとやっぱりちがいを感じてしまいます。ま、舞台では両方並べて登場はしないので、これでよしとしますか。

実際の舞台でやってみたい動作はこんな布団シーンです。
ふとんをかぶったおじさんと足。

このとき、替え玉の足人形をばたばたさせたら、きっとおもしろいんじゃないかなあと思うわけで。うまく動かせるといいなあ。
布団の中の人形と人形の足のありよう。

ところで、このお芝居に使う布団もちょっぴり新しくしました。下の右側の生地が市販のもので、左がそれに付け加えたものです。
布団を作る。生地の模様を作り替える作業。

オレンジ色の円の数をふやしました。元の生地の円を切り抜いて、縫い付けています。
丸く切った布地をのせて模様を作る。

これでちょっと賑やかな布団になってくれたかしらん。

なお、せっかく長い長い開店休業時間ですので、さらに他の人形の手直しもしようと思ってます。今度は、当人形劇団でもっとも古い人形「みるくちゃん」。痛みが激しいので、おそらく相当部分を作り替えることになるでしょう。うまく再生できるかなあ。内心ハラハラしてます。
以前も、この人形を修理して舞台にのせましたら、常連のお客様に「なんか前の人形のほうがよかったなあ」とのお言葉をいただき、ガーンでございました。むむう。
ま、気楽にまいりましょう~♪



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04-04

2019

2019年度作品あれこれ製作中であります

4月。あかぱんつは、新年度の作品づくりにはいっております。作品の一つ「ごんべとちゅうた」は、2013年に上演したサブタイトル「つってつられて ごんべとちゅうた」の再演になります。
この作品は、昨年の夏に手直しの検討をしており、その後、冬のあいだは上演スケジュールがあるので休止。旧年度の上演がすべて終了した4月から本格的な稽古にはいれます。

おっと、その前に、パンフレットを作ってホームページのお直しもいたさねば。

そこで、まずは人形の写真撮影から。ごんべさん人形にポーズをとらせて、はい、パチリ。
作品「ごんべとちゅうた」の人形撮影

人形操作をしている人物の顔が黒いのは、顔がうつりこんでしまうと写真のお邪魔になるので、頭巾をかぶってもらったのです。

あ、ちゅうた人形も撮影しなくちゃ。
作品「ごんべとちゅうた」の人形撮影

あれやこれやのポーズをためして、いくつも撮影しますが、使うのはほんの数枚なんだなあ。

写真を切ったり、貼ったり。文章もいれて、ほぼほぼレイアウトができました。
パンフレットの作成
これで、いつでもパンフレットの印刷にはいれます。ちょっぴり、ホッ。

さらに、このあとにもう一仕事。
データをホームページ用に加工したり、文章の入れ替えなどなどがあってのち新しいトップページが完成です。
なお、こちらの作業は相方の行人(ゆくと)さんが担当。もっかパソコン言語のhtmlとやらと格闘し、レイアウトをしておるところ。
…てなことでして、ホームページのリニューアルは、もうじきかと。

稽古は、明日あたりからスタートでしょう。まずは、よく寝て、よく食べ、ご近所の桜見物散歩もしつつ、元気に劇作りをたのしんでまいりたいと思っております。(記:藤森知子)



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09-22

2018

来年度作品の製作中「脚本をつくる」の巻き

あかぱんつの公演のご依頼が多いのは、秋冬の10月~2月ごろです。夏はわりあい少なめなので、せっかく時間があるのだから来年度作品の準備をしようじゃないの、というわけでただ今少しずつ進めておるしだい。

まず最初の課題作品は、お百姓さんのごんべさんとネズミのちゅうたによるアクション人形劇「ごんべとちゅうた」。この芝居は再演なので人形はほぼそのまま使いますが、ストーリーは手直ししたくなりました。派手な追いかけっこのアクションもたのしいが、見終わったあと、なんとな~くあったかい感じがほんわか漂う仕上がりにできたらいいなあと、もっか格闘中なんであります。

そうそう、前回上演した人形やら小道具を倉庫から出して並べて点検もいたさねば。これで全部そろってるかなあ。痛んでないかなあ。
アクション人形劇「ごんべとちゅうた」の稽古【人形劇あかぱんつ】

舞台も組み立てなくっちゃね。テーブルどけて、椅子どけて。茶の間が稽古場になりまあす。
アクション人形劇「ごんべとちゅうた」の稽古【人形劇あかぱんつ】

舞台のまん中あたりに貼ってある白いものは、おおよそのストーリーを書いた紙。紙をのぞきこみつつ、人形の動きとセリフを作ろうというわけなんですが。

あーでもない。
アクション人形劇「ごんべとちゅうた」の稽古【人形劇あかぱんつ】

こーでもない。
アクション人形劇「ごんべとちゅうた」の稽古【人形劇あかぱんつ】

この作業が始まると、ノー味噌がとりつかれ、夜、寝られなくなるんだよなあ。「よし、これでいける(…んじゃないか)」となるまで、うんうんうん模索する最も厳しい時間。
ま、でも夏休みですから、お昼寝しつつ、サイダー飲みつつスイカも食べ、冷房もいれてのんびりまいりましょうかね。(←そんなんでだいじょうぶか?)



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09-19

2018

まーみーダンス

一つのお芝居が終わった後、次のお芝居が始まる前に「幕間のちょっとしたパフォーマンス」があると楽しそう!
今回ご紹介するのは、そんな幕間の一コマです。
赤ちゃんのマーちゃんとミーちゃんが、ハイハイしながらダンスを踊ります。





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08-18

2018

パイナップルにまつわる品々

前回の記事の、お蔵入りにする芝居「たねをまいたら」には、他にも小道具がまだありました。これまたボツになるのですが。

背景に使ったヤシの木みたいなのとか、葉っぱとか。
180814_painappuru_1851.jpg

パイナップルの缶詰にはいってるような切り身も作りましたなあ。
分解したパイナップルの果肉

切り身につけたマジックテープを順番に貼り合わせると、葉っぱのお皿にのせてお出しする感じのものが出来上がります。
草にのせたパイナップルの切り身

切り身は、スポンジをはさみでカットし、アクリル絵具で着色しました。
ウレタンをカットして着色したパイナップル

パイナップル切り身をつなぐと、わっかになります。
輪にしたパイナップルの果肉

首にかけると、あ~らあら、レイになっちゃちゃったりして。本物ならベトベトしそうですが。
首にかけるパイナップルの果肉

また、紙に描いた絵や写真も使いました。
ペープサート。

タイトルが「たねをまいたら」というくらいですから、種(たね)を扱った内容でありまして。

「トウモロコシやイチゴにも種があるのです」というシーンで、絵だけではさびしいから本物っぽいものも出そうと、フェルトや布で作りました。
イチゴとトウモロコシ。

「パイナップルには、種があるでしょうか」というところの動かぬ証拠として、本物の種を撮影した写真も登場。
パイナップルの果肉と種。

この写真は、実際にパイナップルをお店で買ってきて、実をカットしつつ見つけた種を撮影したんでした。
種は、パイナップルの皮の近くにあることが多かったです。(当時は、デルモンテのお品がよく見つかりました。)
ほんもののパイナップルの種

そういえば、見つかった種をまいて発芽もさせましたなあ。本葉が出る前に傷んじゃったけど。

他にも、海を描いた布の裏側から、波の板を動かすと、波頭が立ってるように見えるのがおもしろいかなあと思っ作った波と海のセット。ひょっこりひょうたん島のイメージですな。
波と海のシーン用小道具。

また、「たねをまいたら」とはまったく別の芝居で、原子や分子を扱った5分くらいの短い芝居も何作か作りました。

そのうちの一つ「洗濯物を干すと、水分子が洗濯物から飛び出していって乾く」というシーン用に使われたものもあります。
洗濯物のシャツと水分子の芝居用の人形

じつは、原子・分子のお話は、ぜひ人形劇にしたいテーマでした。しかし実際に舞台にのせてみると、一般的な人形劇では見られないような変わった雰囲気をつくりだせはするものの、「勉強っぽさ」「理屈っぽさ」が抜けず、たのしいとかおもしろいにはいたりません。小さなお子さまがたには「なんだろうな、ポカーン?」の部類だったことでしょう。
かくして、こちらのシリーズもすべて撤退。無念ではあるけれど、上演の結果にはあらがえません。

とまあ、そんなこんなの品々を袋につめ、燃えるゴミの日へ。作るのはえらい時間がかかるけど、すてるのはじつに簡単、ポイッ。ああ、ひと時代が終わりましたなあ。
ゴミ袋に入れて燃えないゴミにだす

さて、来年度の上演作品は「ごんべとちゅうた」です。再演ではあるけれど、そのままではなんか不満足。手直しをしたくなりました。
もっとこう…アクション&漫才の雰囲気にプラスして、あったか~い気持ちにもなれるようなフィナーレをめざしとうございます。

稽古は今、ワンシーンぐらいずつ舞台で人形を動かしてはビデオにとってながめてアイデアを検討。「こうやったらどうだろう」の妄想と、「残念できませんでした」の現実をいったりきたりです。たまーに、「おお、それいいかも!」がみつかって、あらうれしい。ちょっぴり前へ進めます。

あのう、できれば小道具類の作り物が少ないことを希望です。どっさり作ってどっさりゴミの日は、つ、つらいですぞい。(美術担当より)


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