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あかぱんつ

「あかぱんつ」は、子どもたちの笑顔を開く、<専門人形劇デュオ>です。

12-01

2012

カバンを作る:なるべく軽く なるべく丈夫に

 公演用の機材をいれるカバンを作ることにしました。といっても、そう重い物をいれるわけではありません。人形やら目玉クリップやらパーカッションパッド(手で叩いて音を出す楽器)などのこまごまとしたものです。

 さあて、どんな材料で作ったらいいかしらん。
買って来たのは、お風呂場に敷くスポンジみたいなのでできたマットです。一枚500円のを3枚購入。それをカッターで切って、ガムテープで貼り合わせました。

ね、いちおう物を入れる形にはなっておりますでしょ。

横から見るとこんな感じ。

ひたすらガムテープで貼り合わせております。

でもですねえ、この素材には一つ欠点がございまして。一枚の平らな板状になっていればうれしいのに、でこぼこしてるんですなあ。

そりゃそうです。お風呂に敷くマットなんですから、水はけがよくなくちゃいけませんものね。ま、仕方がありません。このでこぼこは、見なかったことにしましょう。

ほ~ら、こうやって内布をかぶせればプリント柄も見えなくなるざましょ。

あ、ちょいと内布がたるんでますけどお。ま、これも見なかったことに。はい、つぎ、つぎ。

最後に外側にも布地をかぶせれば、ほれ、ごらんの通り!

当劇団のマーク「あかぱんつ」のアップリケもほどこしました。

なお、内布と外布をところどころ縫い合わせたので中のたるみがぐっと軽減。


ではでは、さっそくカバンにお道具類を詰めてみましょう。

おばあさんの入ったカバンもぴたりとおさまりました。やれやれよかったあ。一安心。
素材がお風呂マットなので、軽い軽い♪

 ところで気になるのは強度ですが、8月に製作して今11月も終わりですから3ヶ月は無事に痛みもなく持ち運んでおります。よかったよかった。

 そうそう。以前、これとほぼ同じ材料と方法でカバンを作り、スピーカー(40センチ×25センチ×25センチ)を2台入れて使っているのですが、こちらはすでに20年以上のまだまだ現役組。クッション性があるので、スピーカーみたいな繊細なものも守ってくれるのがありがたいです。そして、なにより、お安い材料費。うふっ。



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10-31

2010

貫(ぬき)

 今回は、人形劇の舞台で「床」や「地面」の役目をする「貫(ぬき)」について、お知らせします。
 人形劇の舞台では、操演者が隠れて人形だけを舞台に出すために、幕を張ってその上に人形を出し、操演者は幕の陰で演じることがよくあります。「あかぱんつ」の舞台も、ほとんどそのタイプです。
 「あかぱんつ」の舞台には、操演者が立って演じる「立ちげこみ」と、操演者が「おしり車」に座って演じる「前げこみ」とがありますが、今回ご紹介するのは、「立ちげこみ」の方の「貫(ぬき)」についてです。
 「ぬき」は、幕の一番上にある横棒のことです。主には、幕を垂らすための支えの役目をしますが、「あかぱんつ」の人形劇では、もっとたくさんの役目や性質を持っています。

ぬきの写真01

 これは、幕をつける前の「ぬき」の片側半分です。
 下の角材は、断面3×3cmで、柱の上のT字金具の溝にすっぽり入ります。これで「ぬき」が、柱の上に固定できます。
上の板は、幅が10cmあります。客席から見た立場で言うと、奥行きが10cmあるということになります。「ぬき」の上に小道具を置く場合にそなえて、10cmの幅にしてあります。実際、「あかぱんつ」の人形劇では、「ごんべとちゅうた(かかしの巻)」で小づちを置いたり、「わしは、ねむたいんじゃ」でまくらを置いたりします。
 落ちると困る (^-^; ので、幅には余裕をほしいところですが、そうとばかり言っておられません。幅(お客様から見ると奥行き)がありすぎると、その分、お客様から見えない空間が増えてしまいます。
 下の図を見てください。

ぬきの奥行きと見切れ


 立ちげこみなので、お客様は下から見上げることになりますが、「ぬき」の奥行きは、お客様から見えない空間を増やしてしまいます。そういう点からいうと、「ぬき」の奥行きは、狭い方がいいわけです。「あかぱんつ」では10cmとっていますが、練習をつめば、もっと幅のせまい「ぬき」にできるかもしれません。…でも、落ちるのはこわい (^-^;

ぬきの写真02

 これは、「ぬき」の断面図です。右が客席側、左が演者側です。板は、客席側に出っ張るように角材に付いていて、演者側は、板の出っ張りがありません。
 これは一つには、T字金具の留め金が演者側にあると演技の邪魔になるので、留め金は客席側に向いているからです。板が出っ張っていることで、幕が垂れたときに、留め金の前を素通りしてくれるわけです。
 もう一つには、「ぬき」の角材には、舞台に物を立てるためのしかけ(装置)をかませることがあるので、演者側には板が出っ張っていては都合が悪いのです。

 
 「あかぱんつ」の舞台の間口は、人形が演技する場所だけで、2.73mあります。そんな長い「ぬき」を運ぶのは大変なので、「ぬき」は、半分ずつになっていて、舞台を立てるときにT字金具で接続します。接続に使ったT字金具に垂直に角材を挿して、その角材を大道具を立てるための柱に使うこともあります。


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08-22

2009

2009年8月22日「おしり車」

プラケース::㈱大創産業「ミニキャスター台長方形26×16cm型」
 今回は、「おしり車」についての「MONOがたり」です。
 上の写真は、音響関係のケーブル類を入れるプラスチックの箱です。これが、「おしり車」になります。
…まだ、「おしり車」ではありません。。これから、なります。
台車:多分ダイソーで買った
 この写真は、自在車のついた台車です。台車といっても、ごく小さなモノで、鉢植えの鉢などを伸せて動かすためのものです。その黒い台車に青いひもをつけました。これに、先ほどのプラケースを乗せてしばります
 安定するように、プラケースは、上下さかさまにして置きます。
 上にお座布団を敷いて、青いひもでしっかり縛ります。
これで、おしり車の完成。
 あかぱんつの舞台は、演者が立って演じる高さになっていますが、前舞台は低いので、おしり車に腰掛けて頭を低くして演じます。
 プラケースと台車で合計630円でした(百円ショップで…)。これは安くできてよかったです。



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08-10

2009

こ2009年8月10日「スピーカー」

スピーカー:ナショナル(現パナソニック) RAMSA WS-A70
 今回は、スピーカーについての「MONO 語り」です。
 実は、このスピーカー、数年前に故障したのです。なんとか修理代を出さないで済むようにできないか、と、ど素人のユクトが、おっかなびっくり、おそるおそると…中を開けてみました。…すると、なんと、スピーカーのラッパに付いているスポンジが、もうすっかりくたびれてヨレヨレのモロモロになって落ちていたのでした。メーカーさんから「高いところから落としたんじゃありませんか?スピーカーが壊れるなんてことは滅多にないんですがね」と言われました。それで、思ったのですが、普通のスピーカーは、家の中のどこかに鎮座ましていて、動かされることはめったにないのでしょう。それに比べて、うちのスピーカーは、同じ製品仲間でも、公演のたびに自動車に積み込まれて、運ばれて、下ろされて、また積み込まれて、運ばれて、下ろされる…という激しい使用ぶりに耐えて来た結果、「もうダメ~!」と音を上げたのでしょう。(スピーカーだけに…チャンチャン。)
 結局、修理に出すしかなかったのでした。今は、元気にいい音を出してくれています。
 あ、そうそう。スピーカーが壊れた時にも公演があったのです。どうしよう~!と青くなりましたが、居間に置いてある家庭用コンポのスピーカーでなんとか代用できたので、穴を開けずに済みました。ホッ…。


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08-06

2009

2009年8月6日「アンプ」

ワイヤレスアンプ
National(現Panasonic)
WX-702C
 あかぱんつの前身「人形劇団ぷりん」で初めて買った舞台用の音響機器です。
 上部にカセットデッキがあり、前面にはスピーカー。背面には、外部への出力や外部からの入力、有線マイクの端子があります。さらに、ワイヤレスマイクを2本受信できるすぐれものです。学校の運動会の練習などでよく使われています。タイピン式のワイヤレスマイク2本と合わせて20万円くらいかかったのではないかと思います。「きよみずのぶたいからとびおりるつもりで」買いました。
 最初の頃は、これで十分でしたから、持ち運びもうんとラクでした。これ以外にはほんとに小さなタイピン式のワイヤレスマイク2本だけでした。
 でもそのうち、音楽とか音響効果にも少しだけ手を入れるようになると、音量が物足りなくなってきました。ほかにも、物足りない点が出てきたので、思い切って、音響システムをもう少し整えることにしました。
 スピーカーを2つ買ったのです。
スピーカー:National(現Panasonic)WS-A70
 そうしたら、スピーカーを届けて下さった業者さんが、もう一つ別のアンプを持っていらっしゃったのです。「このままスピーカーにつないでも○○が足りないので、このアンプを使ってください。もう古い物なので代金は要りませんから。」…というようなお話でした。
 タダでいただいたアンプは、確かに古そうな代物でした。真空管のような物が何本か裸で突き出ている鉄の固まりといった印象でした。なんだかよく分からないまま「専門家がこれが必要だとおっしゃるのだから」ということでその後は、その古いアンプに2つのスピーカーをつないで使っていたのです。スピーカーをつなぐ端子が2個ついていて、その点でも便利でした。ただ、とても重くて持ち運びには気を遣いました。(なつかしいアンプですが、今はもう処分してしまったので、写真も実物もありません。)
 長い間が過ぎて、とうとう、いただいた古いアンプが壊れてしまいました。端子の部分が壊れてしまったのです。買った物ではないので、修理に出す訳にもいきません。しかたがないので、古いアンプを処分して、一番上の写真のワイヤレスアンプに直接、2つのスピーカーをつなぐことにしました。
 なんとかつないでみたら音が出たので、「やった! 今までのアンプは何だったのかな?」と思いました。それでそのままにしていましたが、どうも音量不足です。それで思い切って、以前の業者さんに電話で相談してみたのです。当時の担当の方はもういらっしゃいませんでしたが、現在の方がとても親切に対応してくださいました。ありがたかったです。
 そうしたら、一番上の写真のアンプでは、上の2つのスピーカーには力不足なのだそうです。私としては、一番上の写真のアンプがあるのだから、さらにアンプは要らないのではないかと思いましたが、そうではありませんでした。実は、アンプが壊れた時に「やった、もうこの重いものは運ばなくてもいいのではないか」と思って喜んでいたのでした。でも、やっぱりアンプが別に必要なのでした。ちょっとがっくり…。
 それで、新しく買ったのが下のアンプです。

アンプ:YAMAHA P1000S
 ヤマハの製品の中で一番安いものを選びました。それでも確か5万から10万円くらいしたような記憶です。つまみは左右のボリュームボタンだけ、端子も入力と出力だけ。いじれる部分がほとんどなくて、なんだか何の役に立っているんだか、ありがたみのない物なのに、重さだけはなんと、12㎏もあるのです。
 こういう形ですから、持つ時は、手前の二つのハンドルを持って縦にして運びます。そして、置くときはそおっとそおっと横にするのです。12㎏もある重いものですから、足の上に落としてもまずいし、倒したら衝撃が大きくて壊れちゃいそうです。
 でも、このアンプのおかげで、広い会場でも、大勢のお客様にもたっぷりと音楽や声を届けることができるのです。あかぱんつの人形劇になくてはならない、大切な物です。


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