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あかぱんつ

「あかぱんつ」は、子どもたちの笑顔を開く、<専門人形劇デュオ>です。

02-07

2011

時間と手間をかけて準備する

 今日は、「時間と手間をかけて準備する」ことについて、書きたいと思います。

 私は、教員だった頃、
「子どもたちの頭や体が思わず動き出す授業がしたい。」
「子どもたちが目を輝かせてくいついてくるような授業がしたい。」
「子どもたちが自分で発見するような授業がしたい。」
…そう願って授業をしていましたが、残念ながら、準備の時間があまりないのが実情でした。小学校の教員は、毎日4~5時間の授業をします。それも、全部ちがう内容の授業です。次の日も次の日も新しい授業をします。
 優秀な先生たちは、それでも、何かこつのようなものを身に着けておられて、理想的な授業をされているのでしょうが、私にはなかなか無理でした。私は、いつも「もっと時間がほしいなぁ」と思っていました。

 今、人形劇の専門家になってみると、教員の頃になかなかできなかったことが、人形劇では実現していることに気がつきます。
 あかぱんつは、今ちょうど、新年度の演目の準備が佳境に入っているところです。
 今まで、長い時間をかけて、新年度の演目の内容を検討し、脚本を書いては直し、削っては付け加え、「やっぱりこれじゃだめだ」と、予定していた演目を別のものに入れ替えたりしてきました。いよいよ、これから、練習をして「新年度、この演目でいけるかどうか」試していく時期になってきたのです。
 あかぱんつの人形劇を、子どもたちは、目を輝かせてみてくれます。登場人物を応援したり、批判したり、先行きを予想したり、大笑いしたり、ずっこけたり…。ともかく、心の底から面白がって見てくれます。
 それは、あかぱんつの人形劇が、おびただしい時間と労力を使って準備してきたものだからだと思うのです。
 作品のアイデアは、何年もかけて少しずつためてきたものの中から、ふるいでふるい落とすようにして、いいものを選びます。それを脚本にし、見て楽しく、演技に都合のよい人形を作り、小道具を工夫し、音楽をつけて、それから練習に入るのです。
 そうやって、もう何年も演じ続けてきた演目もあります。そんな演目でも、まだ新しくつけ加えたり、改善したりして、さらに面白いものに作り上げていきます。

 十分に準備をして公演を迎えるのは、とても充実して気持ちのいいことだなぁ…と感じているところです。


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